ミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビの飼育方法

アクアリウム

こんにちは!「黒うさぎ休日」の黒うさぎです。
以前、メダカと相性が良く混泳に向いている生き物について紹介をしましたが、今回はその中でも飼育がしやすく初心者にもおすすめ出来る「ミナミヌマエビ」「ヤマトヌマエビ」の飼育方法についてと他の生き物と混泳させる際に気を付けることについて説明をしたいと思います。
是非、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

本記事の内容
・ミナミヌマエビとヤマトヌマエビはどんな生き物?
・オス、メスの違いは?
・飼育に適した水温は?
・エサは何を与えたらいいの?
・最後に
ミナミヌマエビとヤマトヌマエビはどんな生き物?
 以前、別の記事でも説明をしていますが、ミナミヌマエビとヤマトヌマエビは身近な川や用水路などに生息しており、昔から日本に生息しているエビです。

 海外に生息しているカラフルな種類のエビ達とは違って体の色は透明になっています。

 水槽内に生えたコケや他の生き物のエサの残りを食べてくれることから「水槽の掃除屋さん」として一緒に飼育されることが多い人気な生き物です。

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビ

 大きさは大きくても3cm前後と小型の部類に入ります。
 小型なので他の生き物を襲うことは少なく、環境が整った淡水水槽であれば簡単に繁殖します。
 小型の為、口にするコケの量は少なく、固いコケは苦手でコケ取り能力はヤマトヌマエビと比べて少し劣る傾向にあります。

ヤマトヌマエビ

 成長すると、5,6センチ前後と大きい部類に入ります。
 大型の為、口にするコケの量は多く、固いコケも食べることが出来るので高いコケ取り能力を持っています。
 高いコケ取り能力がある一方、元々の生息環境の水質の影響で卵から孵ったばかりは海水が必要になるため繁殖の面では難しい面があります。

オスとメスの違いは?
 見分け方はいくつかあり、ミナミヌマエビとヤマトヌマエビは同じ方法で見分けることが可能です。今回はその中でも特に分かりやすい部分を紹介したいと思います。

 ・お腹 ← (私自身一番わかりやすいと思う部分だと思います)

   お腹に卵を持っていたら一目瞭然なのですが、卵を持っていない状態でもオスとメスでは違いがあります。
   メスは卵をお腹部分に当たる場所で孵るまで保護しているのでオスと比べてお腹部分に膨らみがあります。一方でオスはお腹部分がスマートになっているので違いが分かりやすいと思います。

  ・ヒゲ

   種類や個体差もありますがオスとメスで一部のヒゲの長さが違います。
   オスはヒゲを使ってメスを探すため、ヒゲが発達しておりメスと比べて数本のヒゲが約1.5倍長くなっています。

 ヒゲが数本長くなっており、なおかつスマートな体をしていればその個体はオスの可能性が高いです。
 
飼育に適した水温は?
 ミナミヌマエビ・・・20~24℃
 ヤマトヌマエビ・・・20~25℃
 上記の水温がそれぞれ適した水温ではありますが、その体温ないでなければ絶対いけないという訳ではないので1、2℃位なら前後しても飼育に問題はありません。
 
エサは何を与えたらいいの?
 両種とも水槽内のコケや混泳している他の生き物の残したエサを食べたりするので特に用意しなくても大丈夫だったりします
 エビ単体で飼育している場合だったり、水槽内のコケが少ない場合にはお店でエビ向けのエサが販売されているのでそちらを与えるのが良いでしょう
 
気を付けること
 エビを飼育する際、気を付けておくことがいくつかあります。
 

  エビは水質変化に敏感な生き物です。水槽の水を換える時、一度に全ての水を換えてしまうと急激な水質変化によって急激に弱ってしまい、死んでしまう可能性があります。
     カルキ抜きを使ったり一晩以上汲み置きをしてしっかりカルキ抜きをした水を使い、量は多くても全体量の半分までにしておきましょう。

 他の生き物と混泳

  メダカやグッピー、オトシンなど混泳が可能な生き物がいくつかありますが注意する点としてお互いのサイズに差がない生き物にしましょう。
  ヤマトヌマエビは大きく成長するので混泳している生き物が小さすぎると襲ってしまったり、逆に相手が大きく過ぎると襲われてしまう可能性があります。

 隠れる場所を作る

  エビ達が安心して暮らせるよう水草や置物などを設置して隠れることが出来る場所を作ってあげましょう。
  エビ単体の飼育でもストレスの減少にもなるので用意した方が良いです。

人口水草と流木

 
最後に
 ミナミヌマエビとヤマトヌマエビについて簡単ではありましたが飼育方法についてまとめさせていただきました。
 細かく説明するとまだまだありますが、私自身ミナミヌマエビを飼育していて特に重要だと思うことは書けたと思います。
 今回は日本のエビについてでしたが外国に生息しているエビについてや今回書ききれなかったことなどもまた記事に出来たらと思うので記事が出来た際はそちらも読んで頂ければ嬉しいです。
 最後まで読んで頂きありがとうございました。

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